小天真あるばむ ~夜の森村夫妻~
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「今日もお疲れ様~、はい、ビールどーぞ」
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「おう、サンキュ。でも今日は本当に大変だったな。」
「 ほーんと!すごい風だったわよね。」
「うん。お前庭の植木とか中に入れたり補強したり疲れただろう。非常食もいっぱい作ってたしさ。」
「あはは、まぁ、あれくらいは。万が一ってことがあるからさ~、備えあれば憂いなしってやつでしょ。」
「さすが。でも小さいながらも大事なマイホームだし。風の音でガキ等も怖がってたしなあ。」
「こみきが大変だったわ~、むずがっちゃって。
でも小天真はさすが男の子ね!」
「男は弱いものを守らなきゃいけない、って言うのは言ってあるからな。小天真、あいつそういうとこは素直に聞くんだよ。」
「天真くんの教育がいいのね!マッシュを守んなきゃ!って最初に気づいたのは小天真なのよ。」
「ワンコは風を怖がるのが多いんだ。ましてやマッシュはまだ仔犬だしな。
母犬が恋しいだろう?」
「そうなんだぁ・・・
実際ぷるぷる震えててさぁ。たまにクゥーンとか鳴くの。そんなマッシュを小天真がずっと抱っこしてたのよ。
私はこみきのことでいっぱいいっぱいだったから。」
「でもさ?本当は小天真だって怖かったかもな。
でも、誰かを守らなきゃいけないってことで勇気が出るもんなんだよ。」
「勇気、か・・・さすが、勇気の八葉の息子ねv」
「そうだな、俺もお前を守るために勇気が出たもんな。」
「天真くんはもともと強い人だと思ってたけど・・・」
「そんなことはないさ。元々強い人間なんか居ないと思うぜ。
強くなりたいと俺は思ったけどな。」
「小天真も着々と『強い男』への道を歩んでるのかなぁ・・・パパみたいに。」
「男ならそれでいい。」
「まだ幼稚園なのに!」
「三つ子の魂って言うだろ。」
「・・・ふむ?なるほど。」
「まあ、でも・・・・・
本当の強さは本当に守りたい奴のために発揮されるんだ。
いつか小天真もそういう子が出来るだろう。」
「特別な子かぁ・・・」
「俺は中学ですでにお前を見つけたけどな。」
「 (///)
う、う・・・、そう考えると、小天真もあっというまかなぁ・・・」
「すでに・・・・かもしれないぜ?」
「隣のアカネちゃん、とか?」
「あはは、でも、まだ今日はマッシュだったけどな(笑)」
「 あはは!ほんとーだ!
あのくらいの年ならさ、自分が怖いから、マッシュを抱っこする、って思いそうなものなのに、マッシュが怖がってるから、自分が守ってやるんだ!だもんなぁ・・・あ、そういえば。」
「ん?」
「この絵日記。
最後の一文。」
「あ・・・・・あははは、小天真にはこう見えていたか。」
「天真くん~~~(///)
大丈夫かしら。マセてない?」
「大丈夫だよ、小天真はヤンチャだけど優しい。そう思うだろう?」
「うん」
「パパがママを守るのは当たり前だろ?」
「・・・ん(///)」
「お前は・・・・俺の特別だよ。」
「ふふ・・・」
「もう台風も過ぎたけど・・・・怖かったら抱きしめようか?」
「こわ・・・くはないけど・・・
がんばったご褒美、してくれる?」
「ぎゅ・・・・・・こうか?足らない?足らなかったら・・・・・電気を消そうか。」
「(///)
・・・うん(///)」
「じゃ・・・・ご褒美あげるよ。」
- 消灯 -
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